
こんにちは、窓際Tです。
最短Python習得講座、Python速習第2回は「初めてのプログラム」ということで実際にプログラムコードを書いてみて実行するところまで進めてみたいと思います。
実際にプログラムの記事とかを読んでいても、実際に自分のパソコンを見て「どこになんて書いたら良いかわからない」という方もいると思い、極力図解で説明をしていきます。

この記事はこのような人にオススメ!!
- Python(anaconda)とVSCodeのインストールが終わり、
初めてプログラムを書く人。 - プログラムの書き方や実行の仕方が分からない人。
この記事ではPythonのプログラムの書き方や実行の仕方が分かるようになり、一人でプログラムが書ける基礎が身につきます。
※なお、事前準備として環境の準備が必要になります。環境準備が終わっていない方は、以下の記事から先にご準備ください。
それでは、どうぞ!!
VSCodeの見方とプログラムファイルの作り方
Pythonのプログラミングと実行にはVSCode(Visual Studio Code)を使います。
まずは、VSCodeの見方とプログラムファイルの作り方について紹介します。
画面の見方
まずはVSCodeを起動してみましょう。


こんなアイコンをクリックして起動してください。
以下の画面が出てくるので、「フォルダーを開く」からPythonの作業を行うフォルダーを開きましょう。

「このフォルダー内のファイルの作成者を信頼しますか?」と表示されたら、「はい、作成者を信頼します」を選択してください。

左端に選択したフォルダの中身が表示されます。ファイルを作成するアイコンをクリックして、プログラムファイルを作成してみましょう。

ファイル名はなんでも良いですが、最後はパイソンのファイルだと分かるように「.py」としましょう。
そうすると作成したファイルの右側のエリアにプログラムが書き込めるようになります。

プログラムを書いてみよう(Hello World)
パイソンのプログラムファイルまで作成ができたら、次は最初のプログラムを書いてみましょう。
書くプログラムは、「Hello world」と出力させるプログラムです。以下を記入してみましょう。
print('Hello world')

丸カッコや、シングルクォート(「’」のことです。)は片方忘れてしまうとエラーになるので注意!!
また、大文字・小文字や全角になっていたりしてもエラーが出ます。
NG例:Print(’Hello world) ←最初のPや丸カッコが大文字。’が一個しかない。
完成形としてはこんなイメージです。

この状態になったらctrlとSを同時に押して保存をしましょう。
(プログラムを書くところの上部のタブの〇(白丸:hello.pyの右側の部分)は未保存の状態。保存が完了すると〇が無くなります。)
プログラムの実行と出力・デバッグ機能について
さて、とうとうプログラムの実行です。下の図に従って、Pythonファイルのデバッグというのを押してみましょう。

そうすると、下の方でいろいろな文字が出てきて、プログラムが起動します。
下のターミナルというウインドウのところに結果が出てくるので、「Hello world」と表示されていたら成功です。
複数、自分の好きな文字を表示させてみましょう。
デバッグ機能について
さて、プログラムに慣れてくると、とても行数が多くなってきます。
試しにこんなプログラムを作ってみました。
print('Hello world')
print("私は窓際Tです。")
a=2000
b=2023
print("私の年齢は")
print(b-a)
print('です。')
これはまだ行数が少ないからいいのですが、膨大になってくると、途中で止めて状況を確認しながら、進めたくなってきます。
例えば今回はprint(b-a)がちゃんと動くか不安なので、その直前で止めてaとbの値を確認したいとします。
その時は、その行の左側をクリックすると赤い丸が出現し、そこで一次停止をさせることができるようになります。

その後、プログラムを実行すると赤い点の部分で止まります。
左側にいろいろ表示されますが、一番上のところでそれぞれの変数の値を確認できます。
中段のウォッチ式では自分の確認したい数式をいろいろと入れることができます。(今回はb-aにしてみました。)

まとめ
今回は、初めてのプログラムとして、「Hello World」を表示するプログラムを説明し、実際のプログラムの実行の仕方も習得しました。
いかがでしたか?そこまで難しくなかったのではないでしょうか?
もしわからない人がいたら、問い合わせフォームからどしどし連絡ください。
それでは引き続き頑張っていきましょう!!
コメント