
こんにちは、窓際Tです。
今回は、Pythonの学習書籍について、説明します。
最初は勉強する書籍もどれを選んだらよいか分からないものだと思います。
また、難しすぎて挫折するような内容は嫌だと思うものと思います。

この記事はこのような人にオススメ!!
- Pythonの勉強を始める上で、どの本が自分に合うか分からない。
- どの本を読めば抜けもれなく勉強できるか知りたい。
- より良い学習本を知りたい。
今回の記事ではパイソンを初めて触る初学者の方を対象とした視点で、それぞれの書籍の特徴を解説し、より各自の好みに合った書籍を選択できるようになります。
それではどうぞ!
各書籍で重視すべきポイント
初学者が書籍で重視すべきポイントとして以下の3点を上げました。
この指標に基づいて、窓際Tの主観ですが、各書籍を比較していけたらと思います。
①読みやすさ
文字ばかりで、まさに「文献」っていう感じだと本の最後まで辿り着けずに、折角買った意味がなくなってしまいますよね。
漫画になっていたり挿絵が入っているなど、読みやすさはモチベーションの継続につながります。
また、パソコンの画面が載っていてクリックする場所が分かる等、新設な書籍もありますね。

実は私もPythonの本で、文ばかりで難しくモチベーションが上がらず、
途中で読むのをやめてしまった本があります…
②基礎文法
書籍は買ったものの、基礎的な文法が網羅されていなければ、折角買ったのに実際に使おうとしても分からない事だらけってなったら意味がないですよね。
今回私が選定しているのは、どれも初学者が基礎的な内容を一定程度網羅できるものを集めており、その中でもより詳細に記載されているかどうかを評価できたらと思っています。

プログラムを書いていると、ひょんなところで躓くことが良くあります。
基礎的な文法が丁寧な記載をされていると、そのようなトラブルをより避けることが可能になりますね。
③実用性
基礎文法は分かったけど、副業を行う上での実際に使えるプログラムイメージが湧かない、なんてことはプログラム学習にはありがちです。
エクセルの自動操作を想定したプログラム内容が載っているなど、実際に使用する際をイメージした内容を学べるかどうかも重要点の一つです。

実際にプログラムの文法を勉強した結果、「結局この言語で何ができるのだろうか?」と感じ、副業案件の中でどのようにPythonを使うのだろうか?と悩むことも…
1冊目:Python 1年生
この本を一言で表すと「とにかく気軽に学べる一冊」です。
プログラムの学習書籍には珍しく時折漫画形式での説明があったり、吹き出し付きの対話形式の記載がしてあるため、とにかく読みやすいです。
図も多くカラフルでわかりやすいということや、200ページ位で読み終わりやすいのも特徴の一つ。
一方で、ifやforなど基本文法などは抜けもれなく含まれており、基礎文法などは一通り学べます。
また、実践的な内容として、画像の機械学習に関する部分にも触れられております。
【窓際Tの主観評価(5点満点)】
・読みやすさ:5点
・基礎文法 :3点
・実用性 :3点
・ページ数 :約200ページ
2冊目:スッキリわかるPython入門
この本を一言で表すと「文法をきっちり学ぶ一冊」です。
文法の基本的要素が盛り込まれており、しっかり勉強出来る一冊。
それでありながら、対話形式の説明や、ポイントの整理など丁寧な説明の割に読みやすく整理されています。
練習問題なども掲載されており、学習内容の定着にも配慮された一冊。
【窓際Tの主観評価(5点満点)】
・読みやすさ:4点
・基礎文法 :5点
・実用性 :2点
・ページ数 :約350ページ
3冊目:確かな力が身につくPython超入門
この本を一言で表すと「分かりやすく、実例も学べる一冊」です。
表紙はそっけない感じなのですが、中身は挿絵が多くとても読みやすくなっています。
基礎文法はもちろんのこと、スクレイピングや、webAPIも使った事例も題材にしながら学べるため、わかりやすいけれど実用性もある内容です。
また、トラブルシューティングとして、プログラムが止まった時のエラーコードに関する解説がある点も特徴の一つ。
躓く所をわかりやすく丁寧に解説してあります。
【窓際Tの主観評価(5点満点)】
・読みやすさ:4点
・基礎文法 :3点
・実用性 :4点
・ページ数 :約320ページ
4冊目:Pythonプログラミング完全入門
この本を一言で表すと「しっかり学べ、実用性の高い一冊」です。
準備編・文法編・実践編と3部構成になっており、基礎文法から実用的な内容まで幅広く学べます。
最近、副業サイトで増えてきた、単調なスクレイピングではなくWebの自動操作にかかわるseleniumに関する説明があるのがポイント。
それ以外にもExcelの自動化やQRコード生成、PDF編集、ZIPファイル操作など、各種実践的な内容が豊富に記載されています。
【窓際Tの主観評価(5点満点)】
・読みやすさ:3点
・基礎文法 :5点
・実用性 :5点
・ページ数 :約500ページ
5冊目:Python[完全]入門
この本を一言で表すと、4冊目と一緒で「しっかり学べ、実用性の高い一冊」です。
中が基礎編と応用編に分かれており、実際の利用時のコードも含め学べる一冊であり、かなり幅広い知識が習得が出来る書籍となっています。
最近話題のAIや機械学習に関し、細かく章を分けて説明してあります。
それ以外にも、エクセル自動化やスクレイピング、ウェブアプリ作成などの部分までカバーされた内容です。
【窓際Tの主観評価(5点満点)】
・読みやすさ:3点
・基礎文法 :5点
・実用性 :5点
・ページ数 :約580ページ
窓際Tが実際に買った書籍と決め手
私が実際に購入した書籍は、4冊目で紹介した「Pythonプログラミング完全入門」です。
実際に購入した決め手は以下の通りです。
- スクレイピングの内容充実
簡易な対応のBeautifulsoupだけでなく、複雑な操作を行うSeleniumに関する内容も記載があったこと。 - 基礎文法が充実しつつ整理されている
プログラムを書いている途中で躓きたくなかったため、困っても調べられるように一冊である程度内容を網羅できている書籍を探しました。

実際に学習後、副業を受注する中で、Seleniumが使えたことはとても大きな武器になりました。
今回の記事を書く上で各書籍に目を通しましたが、それでも私にはこの書籍が合っていたと思います。
まとめ
今回は、Python初学者にオススメできる書籍を特集しました。
それぞれの個性を表すと以下の感じです。
- Python 1年生
→特に読みやすさを求める人にオススメ - スッキリわかるPython入門
→読みやすく、文法中心に学びたい人にオススメ - 確かな力が身につくPython超入門
→読みやすく、実例も学びたい人にオススメ - Pythonプログラミング完全入門
→基礎から実用までしっかり学びたい人にオススメ
→Seleniumなどスクレイピングを学びたい人にオススメ - Python[完全]入門
→基礎から実用までしっかり学びたい人にオススメ
→AIや機械学習を学びたい人にオススメ
タイトル | 読みやすさ | 基礎文法 | 実用性 | ページ数 |
Python1年生 | 5点 | 3点 | 3点 | 200ページ |
スッキリわかるPython入門 | 4点 | 5点 | 2点 | 350ページ |
確かな力が身につくPython超入門 | 4点 | 3点 | 4点 | 320ページ |
Pythonプログラミング完全入門 | 3点 | 5点 | 5点 | 500ページ |
Python[完全]入門 | 3点 | 5点 | 5点 | 580ページ |
この内容を参考に、皆さんに適した書籍が見つけられることを願っています!
頑張っていきましょう
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